通販コンサルタントとは

リアル店舗のように立地条件が良ければ、
ある程度の集客が見込める実店舗と異なります。
ネット通販のショップは、そもそも商品自体のコンセプト
に見込み客の興味・関心、もしくは潜在的なニーズが
なければ、検索やネット広告での集客が難しくなります。
集客後もリアルの実店舗であれば、
スタッフの接客力で商品を購入
していただけるかもしれません。
しかし、ネット通販のショップは
サイト内のランディングページの通販ライティングの
内容だけで購買意欲を高める必要があり、
そもそも商品のニーズが市場になければ、
非常に厳しい状況となります。
また、一度商品をネット通販の
EC市場に上げてしまうと、
売上が上がらない際、商品が原因なのか、
それとも、内部的なサイト構成や
マーケティング施策が原因なのか、
想定される課題が多くあります。
よって、本質的課題を把握することが難しくなります。
そうなると、本来売上の上がらない課題が
「商品企画のコンセプト力」であるにもかかわらず、
SEO対策や、ネットのPPC広告に多くの
資金をつぎ込むことになり、
大きな損失を出してしまう可能性があります。
そのため、スムーズなネット通販の
EC事業立ち上げのために、当社では、
費用と手間を可能な限り抑え、
販売を開始し、どの商品がどのくらい
売れそうなのかを事前にドライテストで
見極めることにしています。

ネット通販のEC事業成功のポイントとは
ネット通販のEC事業成功において、
もう一つの大きなポイントが、
取り扱う商品特性に見合った
ネット通販の販売戦略を立てることです。
ネット通販のEC事業の成功のルールの
ノウハウは多くのネットや書籍に溢れていますが、
最も大事なポイントは、
そのノウハウがあなたの会社の取り扱う商品アイテム
にとって最適かどうかです。
たとえば、ニッチ商品と価格勝負の商品では
販売戦略が異なります。
この商品と戦略の組み合わせを誤ると、
あなたの会社にとって大きな
ロスが発生してしまいます。
ここでは、ネット通販のECサイトで
良く取り扱われる商品を大きく4つに分け、
それぞれの販売戦略を共有します。

高利益の単品リピート通販について
この領域の商品はリピートの定期購入に
繋げることが大きなポイントとなります。
そのため、最初は赤字でも多くのネットのPPC広告予算を
投下し、顧客への勢力的な顧客開拓をする必要があります。
取引後も、顧客管理を精緻に行い、
購入日や購入額など購入属性に沿ってRFMを
セグメントし、セグメント単位
ごとのマーケティング施策を実行していきます。

高利益の総合型通販について
この領域の商品は他社商品と
どのような違いがあるのかといますと、2軸の
ポジショニングを明確に訴求することが重要です。
その結果、ブランディング戦略が重要となります。
多くのSNSへの露出を高め、認知度を上げていくことが有効です。
顧客のロイヤリティを上げていくことが顧客のクロスサーブ
がポイントとなります。

薄利多売の単品リピート通販について
この領域の商品は粗利率が低いため、
独占できる商品の市場を見つける必要があります。
市場決定後は、効率の良い広告施策を行い、
粗利率を高めることが重要です。
商品からの脱却を目指すことになります。
競合の参入によりパイが逆転する場合は、
早急に戦略転換しましょう。

薄利多売の総合型通販について
価格の低い商品を目玉商品とし、顧客を集客します。
集客直後はアップサーブ
クロスサーブを狙った品ぞろえ、ネット通販の
ECサイト作りがポイントとなります。
また顧客の属性ごとにマーケティングオートメーションでの
広告を変えるなど、精緻なマーケティング施策を行い、
リピート率の向上を目指し、LTVベルトコンベア理論を目指します。
ネット通販の売れるは、商品や
ターゲットによって、「売れる」売り場づくりの
ポイントはそれぞれ異なります。
しかしながら、必ず押さえるべきンメット通販の成功の
共通ポイントのルールもあります。
ここではネット通販のECモールにおける
5つの基礎原則をご紹介します。

通販専門のコンサルティングって何?
ネット通販のビジネスを本気で伸ばしていきたいと
お考えの経営者のあなたに対して20年以上現役で通販の
事業会社で実務を実践し、ゼロイチから11の事業を成功させた専門家である、
売れる通販プロデューサー西村公児が数値にコミットメントして、
あなたのネット通販事業の業績を大幅に伸ばすコンサルティングを総合的に行います。
これまで年商600億円レベルの通販企業の社員実務の経験から、
あなたの会社のステージに合った最適な施策を実施していきます。
ほとんどのネット通販の企業は、更なる成長を行っていくうえでステージごとに
実行すべき施策とKPIの抜け・漏れがあるため、
全体的な6ステップを踏む事ができていません。

このような問題からの課題発見から改善策の提案から実行まで
御社に訪問してお手伝いいたします。
これが通販コンサルティング事業の考え方になっています。
私は以前より、興味関心が深かった
ネット通販業界への参入を考えております。
現在の会社の業種は映像や写真関連なので
ネット通販とは別の業種になりますが、
今後の新たな収入の柱として
ネット通販をやりたいと考えております。
そこでお尋ねしたい事があります。
私は、単品リピート通販をやろうと考えていますが、
ネット通販の経験はありませんので
何からスタートしたらいいのか分からない事が多いです。
ですので、まず何から手をつけていけばいいのか
教えていただけませんでしょうか?
何卒、宜しくお願い致します。
こんな質問を受けましたので公開で
共有したいと思います。
まずは、初期投資がしっかり確保できることになります。
ゼロイチで立ち上げる場合には、
このようの費用が発生します。
※あくまでも目安としてご理解下さい。
■開発費を含めて商品の仕入れ
100万円〜150万円
※商品の仕入れは1個500円〜700円で1000個仕入れの場合
■ランディングページ
制作費(ライティング+デザイン+コーディング)
50万円から100万円
※権威、実績に使用するペイドパブ費用は一部計上
■インターネット広告費
100万円(運用費20%は除く)
※CPA:10000円で月100個売りたい場合
■顧客管理システム
初期3万円+月額2万円
※システム会社によって違うが単品に特化した場合
■物流配送費用
5万円(初月100個販売の場合)
※1個当たり450円(梱包+配送)
■コールセンター費用(外注の場合)
2万円(月間100件の電話の場合)
※1コール当たり200円
■同梱物や段ボール費
初期1万円+月間配送数
※1段ボール資材一式20円
※当協会が運営してロジスティック
■決済代行システム
商品代金×3%〜4%
■同梱物(ブランドブック)
・企画制作費:20万円+A4/16ページ
370円×200部=7.4万円
※中綴:コート90g(4/4C)
あくまでも目安ですが、
とくに、広告宣伝費については、
どのくらいの予算を投下するかで、
金額が全然変わってきてしまいます。
その点を加味しても、
350万円の資金を準備して頂ける
とその後の本格販売も可能です。
今現在でも行われている必勝法ですが、
モノコト体験販売にシフトしているので
現在は、SNSやPRにかかる費用とノウハウが必要です。
その上で、ネット通販でチェック
しておきたい三つのステップがあります。
通販コンサル ステップ1
ネット通販ではまず売れる通販指数や
通販指標を把握する必要があります。
しっかりと稼ぎを出していくためには必要なことです。
売れる通販指数=売上見込数×販売予定単価÷紹介者総数
こちらの計算式を利用し2000を超えているかが重要です。
特に今は、SNSで呟いて事前に
巻き込みこともわすれないでください。
通販コンサル ステップ2
続けてチェックしたいのがドライテストです。
売り出したい商品を企画し、実際に販売してみようと
なった場合すぐにたくさんの商品を
出してしまうのではなく小ロットでのテストを行います。
これをMVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)と呼びます。
なるべくコストをかけることなく、
最低限の製品やサービスのほか機能を
持った試作品をまずは出していくという形です。
化粧品や健康食品は、500個から1000個ぐらいです。
※100個で可能な会社もありましたが、今はお勧めしません。
お客様がどのような視点でお買い物されるのか、
またより満足していただける商品やサービスを
開発するためのマネジメント方法で、
さまざまな会社やネットショップで行われています。
お客様が抱えている問題と提供している
解決方法がしっかりと合っているかを確認し、
実際の流れや結果をテストしてみていく方法ですね。
まずはきちんとお客様のニーズにあっているのか、
自分たちの認識と需要がずれていないのかを
確認しなければなりません。
ずれがあった場合はなかなか
購買には繋がりにくいでしょう。
このまま継続していいのかを
確認するためにも小ロットでチェックするのです。
通販コンサル ステップ3
テストマーケティングも重要なステップです。
主に市場において広告を使いテストします。
PPM:プロダクトマーケットフィット
と呼ばれており、きちんと顧客のニーズに
あってることを表します。
お客様の課題を満足させるためのサービスや
商品を提供し適切な市場できちんと
受け入れられているのかを見ていくのが重要です。
上記でも述べましたが、ニーズに合ったものを
提供していなければ、購買には繋がらないでしょう。
自社や開発において課題だと感じていることは、
果たして顧客にとっても課題なのかどうかを
考える必要があります。
そして解決策を検証し、その問題の解決方法が
必要とされているかどうかを見ていかなければなりません。
プロダクトとマーケットがフィットしていない
サービスや商品はなかなか受け入れられないのです。
これらをしっかりと検証し、果たして
本当に売れる商品なのかを調査してから
販売継続していくのかを考えます。
そして三つのステップがクリアされた後に、
CPA(Cost Per Action)いわゆる顧客獲得単価
よりもLTV(Life Time Value)顧客生涯価値
(ネット通販は1年で測定する)が
上回っていれば販売継続していきます。
CPA<LTV
つまりその商品やサービスを続けていくことで
自社に対してしっかりと利益をもたらすのかを
チェックするということです。
収益の総額を算出するための指標となっています。
これら三つのステップをチェック
していくのが従来型のeコマース必勝法でした。
つまりさまざまな企業がこれらの
指標を参考にしながら楽天市場などの
モールで商品展開をしたり自社での
販売に注力をしてきたのです。
しかも、D2Cのデジタルコマースの
コト付きモノ型体験販売にシフトしているので
現在は、SNSやPRにかかる費用とノウハウが必要です。